広島が沢崎俊和氏、山田和利氏のコーチ2人の退団を発表
広島は3日、沢崎俊和投手育成強化担当コーチ(47)と、山田和利2軍内野守備走塁コーチ(56)の退団を発表した。
沢崎コーチは96年度ドラフトで、逆指名で青学大から入団。キレのあるスライダーを武器に1年目から12勝を挙げ新人王に輝いた。3年目の99年は抑えとして14セーブを記録した。同期入団のドラフト2位は黒田博樹。
その後は右肘の故障などで苦しみ、05年限りで現役を引退した。06年から投手コーチに就任。昨季は2度目の1軍を担当し、今季は3軍で主に若手を指導した。
山田コーチは83年度ドラフト4位で中日に入団し、91年に長嶋清幸とのトレードで音重鎮と共に広島に移籍した。96年に再び中日にトレードされ、その年限りで現役を引退した。
引退後は中日でコーチを務め、11年から広島へ復帰し1、2軍コーチや球団編成部にも所属した。