広島 誠也「寂しい」 戦力外通告の同期・高橋大へ旅立ちにエール
広島は3日、高橋大樹外野手(27)、桑原樹内野手(25)、永井敦士外野手(21)の3選手に来季の契約を結ばないと発表した。高橋大は2012年度ドラフト1位で入団し、19年にはプロ初本塁打を記録したが、1軍に定着できなかった。今後はトライアウトを受け、現役続行を目指す予定。同期入団で同い年の鈴木誠也外野手(27)は寂しい心境を語りつつ、エールを送った。
マツダスタジアムを訪れた鈴木誠が、戦力外通告を受けた高橋大にエールを送った。同じ高卒でプロ入りし、同年ドラフトの1位と2位。同じ外野手として入団からともに汗を流した仲間との別れに、「大樹(高橋)がいなくなるのは寂しい」と率直な心境を口にした。
プロ入り後は一緒にプレーする機会は少なかったが、今でも連絡を取り合う仲だという。「お互いに刺激し合えた。甲子園組には負けないと思っていた。大樹がいたから、頑張れた。野球が全てではないし、次の人生も頑張ってほしい」と背中を押した。
また、注目されるポスティングによるメジャー移籍については、自ら話すことはなかった。