広島・森下が秋季練習合流 来季は「しっかり勝てるように投球していきたい」

 広島・栗林(手前)とキャッチボールする森下(撮影・北村雅宏)
 キャッチボールする広島・森下(撮影・北村雅宏)
 練習中に笑顔を見せる広島・森下(撮影・北村雅宏)
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 広島の森下暢仁投手が13日、マツダスタジアムでの秋季練習に合流した。11日までは県外施設で体のケアや疲労回復などに努めてきた。

 森下は8勝7敗、防御率2・98で2年目のシーズンを終えた。2年連続での2桁勝利を手にできなかったものの、ローテの中心として奮闘。8月には野球日本代表の一員として東京五輪に出場し、金メダル獲得に貢献した。大舞台について「とにかく、勝たないといけない中で投げさせてもらった。プレッシャーとかではなく、そういうところを任せてもらったという、うれしさはありました。もっと、もっとやらないといけないなって思わせてくれた場所でもありした」と話した。

 後半戦は8戦未勝利という時期があった。当時、大瀬良に助言をもらい、力に変えた。「勝てないからこそ、いろんな人が自分の練習だったり、取り組み方だったりを見ていると言ってもらった。自分一人で野球をやっている訳ではない。周りの人からどう見えるのかっていうのを考えながらやらないといけないなと思いました」

 昨季は新人王を獲得し、今季は勝てない苦しみも味わった。3年目の来季へ向けては「とにかく勝たないとチームに貢献ができないと思うので、本当にこの期間が大事。来年は今年のような成績にならないように、しっかり勝てるように、投球をしていきたい」と力を込めた。

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