広島・大瀬良 FA権を行使せずチームに残留
広島の大瀬良大地投手が今季取得したFA権を行使せずチームに残留する意志を固めたことが18日、わかった。近く正式に発表する。
9月から複数回にわたって話し合いを行ってきた。契約は3年契約で総額は約8億円になると見られている。
大瀬良は今季3年連続で開幕投手を務めるなど、チームの大黒柱として活躍。成績に加えて、若手を引っ張るなど、野球に真摯(しんし)に取り組む姿勢などでも大きな信頼を得ていた。
ドラフト1位で九州共立大から入団し、10勝8敗で14年に新人王を獲得。18年は15勝に輝いた。今季は前半戦に右足を痛めて戦列を離脱したものの、10勝をマークしてシーズンを終えた。
通算は205試合で67勝44敗2セーブ、防御率3・40