広島・大瀬良、残留会見「カープで学んだことは、カープでつないでいく」【一問一答】
広島の大瀬良大地投手(30)が18日、今季取得した国内FA権を行使せず、残留することを表明した。マツダスタジアムで会見し、“カープ愛”が決め手の一つになったことを明かした。3年契約で総額約8億円になる見込みで、生涯カープを貫く意気込みも示した。まずは来季、エースが4年ぶりのV奪回へ導く。大瀬良との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-球団からはどんな言葉をもらったか。
「できるだけ長くカープで精神的な柱としてやってほしいという言葉をもらい、すごくうれしかった。そういう言葉をかけていただける野球選手になれたのかなっていう、うれしさもあった」
-佐々岡監督からは何と言われたか。
「何度か話をして。また一緒に頑張ろうという言葉をもらった」
-若い選手にどう伝統を受け継ぐか。
「練習もそうだし、野球に対する姿勢や考え方は、マエケンさん(現ツインズ・前田健太)や黒田(博樹)さんらの素晴らしい先輩たちにいろんなことを教わってきた。良い時も悪い時もあった中、いろんな選手の気持ちを理解してあげられると思う。それぞれの選手にプラスになることを伝えていければ」
-自身も先輩から教わったことがチームの愛着へとつながった。
「移籍してしまうと、カープの子には伝えられなくなる。カープで学んだことは、カープでつないでいくという思いが強かった」
-鈴木誠はメジャー挑戦を表明した。
「僕たちもファンの皆さんと同じで寂しい気持ちもある。チームにとっては痛いけど、嘆いていると彼も気持ちよく行けない。彼がいなくなっても、より強くなったカープを見せられるようにしたい。新しい強いカープを作っていければいい」