広島 森浦が倍増、球団は「1年通して七、八回」期待 倍増超の玉村は「結果をもっと」
広島の森浦大輔投手が26日までに契約更改交渉を終え、今季の1100万から倍増の2200万円にサインした。(金額は推定)
今季は新人ながらチーム最多の54試合に登板し3勝3敗、防御率3・17。17ホールドは、球団の新人記録を塗り替えたものになった。
「ケガなくシーズンを終えられたので、しっかりこれから来年に向かってやっていければいいかなと思います」。契約更改の席では、球団からは「来年は1年を通して七、八回を頑張ってほしい」と期待されたという。
シーズンを完走したものの来季、さらに飛躍するための課題も見つかった。「コントロール、変化球の切れもそうですけど、まだまだ」と力を込めた。
玉村は750万増の1200万円で更改した。
今季は2年目ながらシーズン途中から先発ローテを任され17試合に登板。プロ初勝利を含め4勝7敗、防御率3・83で終えた。投球回は101。高卒2年目で100イニングをクリアするのは、ツインズ・前田以来だった。
増額での更改にうれしさをにじませながら「評価してもらえたので、そこを裏切らないというか。しっかり信頼されるように、結果をもっともっと出していかないといけない」と気を引き締め直した。