広島・菊池涼は9年連続のGG賞「来年も一生懸命、白球を追いたい」鈴木誠は5度目
プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデングラブ賞」が2日に発表され、広島からは菊池涼介内野手(31)と鈴木誠也外野手(27)が選出された。
菊池涼は9年連続9度目の受賞。球団OBの山本浩二氏が持つ、セ・リーグ最長記録の10年連続に王手をかけた。また、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指す鈴木誠は、リーグ最多得票の233票で3年連続5度目の受賞となった。
2人は球団を通じてコメントを発表。菊池涼は「素直にうれしいです。来年もまた獲れるように一生懸命、白球を追いたいと思います」と意気込み、鈴木誠は「今年は守備の方もしっかり意識して取り組んできたので、すごくうれしいです。守備、走塁、打撃全てを常に大切にしているので、その中でゴールデン・グラブ賞という一番いい賞を受賞することができて、光栄に思います」と喜んだ。
球界を代表する名手となった菊池涼は今季131試合の出場で守備率・991。広い守備範囲と素早い送球でチームを鼓舞した。鈴木誠は強肩を生かした守りで打撃同様に勝利に貢献。今季は125試合の出場で守備率は・989だった。