広島ドラ6・末包 先制豪快ダ~ン 長距離砲が“ポスト誠也”に名乗り!
「都市対抗野球・1回戦、大阪ガス4-0伏木海陸運送」(2日、東京ドーム)
広島からドラフト6位指名を受けた末包(すえかね)昇大外野手(25)=大阪ガス=が、都市対抗1回戦・伏木海陸運送(高岡市)戦で四回にバックスクリーンへ豪快な先制ソロを放った。チームを3年ぶりの初戦突破に導く値千金の一撃。右の長距離砲が“ポスト鈴木誠”に名乗りを上げた。
強烈な打球音が東京ドームに響き渡った。打った末包は、右拳を突き上げてガッツポーズ。「打った瞬間だった。いつも通りのスイングができた」と笑顔で殊勲の一打を振り返った。
さすが強豪の4番だ。0-0の四回1死。初球、高めの131キロ変化球を力強く振り抜いた。低い弾道で放たれた打球はバックスクリーンに突き刺さる。均衡を破るソロ弾に「大事な初戦でしたし、勢いをつけるためには長打が必要だった。結果的に勢いをつけられて良かった」。今年から指揮を執る前田孝介監督(51)は「彼はムードメーカー的存在。一発打ってくれたので、ベンチの雰囲気も和んだ」とたたえた。
広島は主砲の鈴木誠がメジャー挑戦を表明しており、4年ぶりのV奪回へその穴を埋める長距離砲の存在が必要不可欠。豪快な一撃は“ポスト鈴木誠”に名乗りを上げるアピール弾にもなった。
4年連続27回目の都市対抗で3年ぶりの優勝を目指す大阪ガス。夏には日本選手権を制しており、今大会は2冠がかかる。「優勝を目指したい。ここ(大阪ガス)に来て成長できた。恩を返すという意味でも、貢献していきたい」と力を込めた好スラッガーが栄冠をつかみ取り、プロ入りへ弾みをつける。