広島ドラ4・田村 堂々「目標は最年少100本塁打」村上超え宣言
広島は10日、広島市内のホテルで育成を含む新人11選手の入団発表会見を行った。
18歳とは思えないほど、自分の意思をハッキリと言葉に変えた。ドラフト4位・田村俊介外野手(18)=愛工大名電=は、理想の打者の一人に主砲・鈴木誠を挙げた。「誰が見ても(打ってくれると)安心できるような、そういう選手になりたい」とファンの期待に応える打者を目指す。
明確な目標がある。「プロでの目標は最年少での(通算)100本塁打です」。今季、ヤクルト・村上が21歳7カ月で達成。西武・清原の記録を32年ぶりに更新した偉業に「村上選手の記録を、超えられるようにやっていきたい」と力強く言い切った。
高校通算32本塁打。今夏の甲子園1回戦・東北学院戦では、右中間最深部へ一発を放った。高い壁を越えられるだけのポテンシャルは、十分に秘めている。背番号は60。西武・中村に姿を重ね「ホームランバッターが付けている印象がある。自分も負けないように頑張りたい」と口元を引き締めた。将来の中軸候補には、無限の可能性が広がっている。