広島・高橋樹 3年連続De今永に弟子入り「落ち球習いたい」

 広島の高橋樹也投手(24)が21日、来年1月にDeNAの今永昇太投手(28)と合同自主トレを行うことを明かした。弟子入りは3年連続になる。今季は自己最多27試合の登板で0勝0敗、防御率1.37の成績を残した中、来季のさらなる飛躍に向け、落ちる球種の習得を目指す構えだ。

 学ぶべきものがたくさんある。来年は熊本県天草市、高知県高知市と場所を移しながらの練習。「一緒にやらせてもらえるだけでありがたい」と感謝の言葉を口にした。3年連続での弟子入りで、今回は「落ち球を習いたい」と、縦変化の球種について指導を仰ぐつもりだ。

 今永は縦変化のボールとしてチェンジアップを操り、その中で指先の力の入れ具合で球速と軌道に変化を付け、「抜く」ものと速く落ちるものを投げ分ける。高橋樹は今季、直球、カットボール、カーブ、ツーシームが主体。空振りを奪える球種が増えれば、投球の幅はグッと広がる。

 今オフ、高橋樹はキャッチボールの中で挟む握りを試している。チェンジアップにならないかもしれないが、合同トレでは縦変化の球種習得へ、ヒントやコツを見つけられるはず。来季に掲げる目標の50試合登板に向け「こういう機会を大切にしていきたい」と、今永から多くのことを吸収する。

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