広島・松田オーナー「勉強の成果が試されるとき」 来季3年目の佐々岡監督に期待
広島が25日、広島市の球団事務所で仕事納めを迎えた。今季、前半戦は5月にコロナ禍に見舞われ、主力の故障や不調も重なり低迷。終盤に巻き返してAクラス入りの可能性が見えたものの、追い上げは及ばず63勝68敗12分けの4位で終えた。
3年連続Bクラスと悔しいシーズンとなったが、坂倉や栗林、小園や林らの若手が台頭。松田オーナーは「若い選手が上がってきているのが1つの希望」と話し、来季3年目の佐々岡監督について「2年経験したから勉強の成果が試されるとき」と期待を寄せた。
来年、開場14年目を迎えるマツダスタジアムには約7億円を投資。快適性を高めるため、今オフは左翼席後方の指定席やグッズショップなどを改装している。また、チケットの販売方法変更も検討している。一斉販売は例年通りながら、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人を優先するという方式だ。来季に向け、着々と準備を進めている。