広島・小林 初球ヒヤリからビシっと38球 佐々岡監督「いい強い球あった」

 「広島春季キャンプ」(2日、日南)

 フリー打撃に登板した小林は初球をいきなり堂林に死球。周囲もざわついたが、以降は落ち着いてストライクを投げ込んだ。直球のみ38球を投げ、安打性の打球は7本も、詰まらせる場面が目立った。

 「初球は当てちゃったんですけど、それ以外は。最終戦に投げて以来の対打者だったので。打者から“強い球がいっていた”と言ってもらえたので、その部分は良かったかなと思います」

 ルーキーだった昨季、11月1日のヤクルト戦で1軍デビューを果たしたホープ。佐々岡監督も「いい強い球があった。球自体の強さはあるので、楽しみ」とこの日も直接指導するなど大きな期待を寄せる。

 左足を「く」の字に曲げて投げる投球フォームは、智弁和歌山2年時に会ったヤクルト・奧川を参考にしている。

 「プラスして自分のフォームとマッチさせながらというイメージでやっています」

 高校の先輩であるドラフト1位・黒原(関学大)らライバルは多いが「1年間、1軍で投げたい」とキッパリ。開幕1軍を争う投手陣のダークホースになる。

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