広島ドラ1・黒原 新フォーム好感触 監督助言でクイック見直し 19日G戦登板予定

 右足を上げる投球フォームを試す黒原
 佐々岡監督(奥)の前でフォーム改造に取り組みながら投げ込む黒原(撮影・立川洋一郎)
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 「広島春季キャンプ」(17日、沖縄)

 広島のドラフト1位・黒原拓未投手(22)=関学大=は17日、ブルペンで佐々岡監督が見守る中、右足を上げる投球フォームを試した。これまではクイック投法だけで投球してきた。

 15日のシート打撃では打者11人に8安打1四球と打ち込まれた。指揮官からの助言もあり、一本調子になっていた投球フォームを見直した。セットポジションから右足を上げて、左足一本で立った状態をつくってから投げ下ろす。感触を確かめながら28球を投げたあと、従来のクイック投法に戻して59球を投げ込んだ。

 「序盤はタイミングがかみ合ってなかった。だんだん良くなってきた。いいタイミングで投げられたので良かったと思います」

 指揮官も「球自体は今日の方が良かった。強い球、スピードある球があった。こういう経験を次につなげてほしい」と期待。フォーム修正に取り組む中ではあるが、19日には巨人との練習試合に登板予定となっている。

 「試行錯誤して修正したりしてるんですけど、試合の日は来ますし、どういう状態でもゲームで投げていかなければならない。試合に入り込んで集中しながら全力でやれたらなと思います」と黒原。即戦力として期待されており、シーズンを見据えるとライバルに弱いところを見せられない。どんな状態でも抑えにいくつもりだ。

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