残り2枠を巡る広島先発陣の激しいバトル
広島の投手指名練習が7日、マツダスタジアムで行われ、8、9日の阪神戦(甲子園)での登板が見込まれる投手などが参加した。
開幕ローテ争いに注目が集まる2試合だ。6枠のうち大瀬良、九里、森下、床田の4人が確定。残り2枠を玉村、小林、ドラフト2位・森(三菱重工West)、遠藤の4人で争う。
玉村、小林、森はいずれも前回登板したDeNA戦で打ち込まれてアピールに失敗した。開幕まで3週間を切った。阪神戦で結果を残さなければ、開幕ローテ入りから後退することになる。
玉村はこの日、ブルペンで投球練習したことから9日の先発が見込まれる。左腕は「真っすぐだったり、変化球だったり、納得のいく自分が出せる力を精いっぱい出したい。あまり後のことは考えずに、初回からしっかりやっていけたらなと思っています」と力を込めた。
小林と森の登板も濃厚。小林は「ランナーを許してからのピッチングだったり。0で抑えてもう一度しっかりアピールしないといけない。とにかく結果にこだわってやりたい」と意気込み、森は「しっかり体を使って、ストライクゾーンに強い球を投げ込んでいく」と攻めの投球を誓った。