カープ床田 大瀬良直伝の新球カットに収穫 内容前進「本番で使える球になれば」

 「オープン戦、阪神10-3広島」(8日、甲子園球場)

 敵地のマウンドで“虎キラー”が新たな収穫を手にした。開幕ローテを確実にしている先発の広島・床田寛樹投手(27)は、4回4安打2失点ながら新球カットボールを試投。「カウントも取れましたし、本番で使える球になれば」と納得の表情を浮かべた。

 昨シーズン中に大瀬良から教わり、このオフから練習。「まともに投げ始めたのはキャンプ終わりぐらい」と急造ながら、この日は初回のマルテと二回の大山に投げ、カウント球として使えることを確認した。

 昨季は阪神戦4試合で3勝1敗、防御率2・45と相性の良さを発揮したが「去年と同じままではダメ」と切り替える。「新しい引き出しを作りながらシーズンを抑えられるようにしたい」と進化を追求。その意味でもこの日の内容は前進だ。「阪神は開幕しても当たるし、こういう球種もあるぞって思わせられるのもいいかな」と新兵器を見せつけた。

 佐々岡監督も「(開幕まで)あと2試合、しっかりイニングを増やしながらやってほしい」と期待。床田は「真っすぐの左打者の内角と右打者の外角がダメだったので。そこのコントロールをしっかりして」と課題を挙げ、開幕モードで表情を引き締めた。

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