広島ドラ2森 開幕ローテ争い脱落 1死しか取れず7失点で指揮官「ちょっと厳しい」
「オープン戦、阪神10-3広島」(8日、甲子園球場)
広島のドラフト2位・森翔平投手(24)=三菱重工West=は、六回から登板も4連打など5安打2四球で7失点。1死しか取れずに降板となり、開幕ローテ入りは絶望的となった。
佐々岡監督は「打者の反応を見ても決め球というかね。抑えるボールというのがなかなか見つからない感じがしますね。全部が捉えられている。まあ、ちょっと厳しいこの2試合という感じがしますね」と険しい表情で振り返った。森が投じた33球の内、空振りはわずかに3球だけ。球威やキレのなさを露呈した形となった。
キャンプ終了時には玉村、小林とともに、先発ローテ5、6番手候補に挙げられていた。ところが2日の横浜戦では四回途中4失点でKO。“追試”の格好で臨んだ今回の登板も炎上に終わった。
森は「前回と同じ結果というか同じことをしてしまったので、話にならないかなと思います。自分のボールが投げられてないです」とうつむくしかなかった。
9日は玉村が先発で小林は中継ぎで登板予定。5、6番手の候補はその2人と、5日の西武戦で好投した遠藤の3人に絞られた。