広島1得点拙攻 2万人超からため息 佐々岡監督「試しながらやっていますし」
「オープン戦、広島1-4日本ハム」(12日、マツダスタジアム)
広島打線は11安打を放ちながら1得点。9残塁の拙攻に2万人超を集めたスタンドからはため息が漏れた。
佐々岡監督は「試しながらやっていますし、きょうは(四回に)森下がつないだところでチャンスは作りましたけど、なかなか1本では(本塁へ)かえれない。今はいろいろ試しながらやっているところなので」と振り返った。
まだオープン戦中盤。バントなど細かいサインはなく、打順も1番・西川、3番・小園の並びを試している段階。とはいえ、初回、四回、五回は先頭打者が出塁しながら得点できなかった。五回は小園が二塁打のあと、中村健、坂倉が連続で空振り三振。会沢は左前打を放ったが二走・小園が本塁憤死。走者を進められていればというシーンになった。
この日のように相手先発の上沢など、エース級が来れば簡単に得点はできない。今後は走者を進める打撃も求められる。オープン戦も残り6試合。本番モードへ移っていく。