広島ドラ3中村健人が適時二塁打で開幕スタメン猛アピール 佐々岡監督「可能性ある」
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「オープン戦、ロッテ1-2広島」(16日、ZOZOマリンスタジアム)
広島のドラフト3位・中村健人外野手(トヨタ自動車)が、オープン戦初打点を記録した。1-0の七回2死一、二塁で左翼線へ適時二塁打を放った。
「逃さないぞと。1球に命をかけるじゃないですが、そういう気持ちで振りました」
左投手を攻略したことにも意味がある。開幕戦で対戦するDeNAの先発は左腕の東だ。
外野3枠のうち、1枠は西川に決まった。残り2枠は競争中で、結果を出したものが開幕メンバーに名を連ねることになる。
佐々岡監督は「なかなか点が取れなかったというところで2死から1点取れたのは大きかった。開幕スタメン?可能性はあります。相手も左ということも考えて。今こういう結果を出せば」と話した。
18日からのソフトバンク3連戦が、最後のアピールの場所。パ・リーグのパワーピッチャーから快音を響かせれば、強い印象を残すことができる。若鯉は「毎日がラストチャンスという気持ちで食らいついていきたい」と、闘志を燃やした。