「中日１－０広島」（３日、バンテリンドーム）

　広島は柳の前にわずか３安打、三塁も踏ませてもらえず今季初の完封負け。球団タイ記録の開幕６連勝と絶好のスタートを切ったが、まさかの３連敗となった。

　広島・佐々岡真司監督は負け投手になったものの６回１失点と好投した遠藤について「しっかりと低めに投げて試合を作ってくれたと思います」とたたえた。

　一方の打線は柳にチャンスらしいチャンスもなく終わった。

　「いい投手なんで、そう簡単にはと思いながらきょうも低め低めと失投がない投手なんで本当に丁寧に低めに投げられてウチも打ちあぐねたのかなという感じがしますね。相手もまた当たる投手なんで、なんとかしないといけないというのは次、課題でしょうね」

　七回は先頭の菊池涼が安打で出塁すると３番・小園にバントを命じるが、２度失敗のあと捕邪飛に倒れた。

　「まず同点というところでね。そこ（バント）がしっかりできていないというところがね。（柳相手に）そう簡単に連打というのはないんで、まず１点と。最後まで粘って１３３球投げさせてるし、この３連戦なかなか点は取れなかったですけど、ゲーム的にはしっかり投手はできていましすし、地元帰って、もう１回やり直しというところで、いいですか」

　５日から本拠地マツダスタジアムに帰って首位・巨人と３連戦が待つ。