広島・佐々岡監督、2回KOの森下について「今までこういうことはなかった」
「広島4-10中日」(17日、マツダスタジアム)
広島は森下がまさかの2回8失点KO。そこから4点はかえしたが、ひっくり返すところまでは届かなかった。
佐々岡真司監督は森下について「あれだけ打たれれば。相手も早め早めに来ていたし、打たれた球というのは甘めというのは確かでしょうし。追い込まれるまでに、積極的に来ているんでしょうからね。しっかり捉えられているし。今までこういうことはなかった。この反省を生かして次にやってくれるでしょう」と、責めることはなかった。
自身最短での降板、自己ワーストの8失点となった。ボール自体に問題があったのか?と問われると「高いのもあるだろうし、簡単にはじき返されていたということは、力がね。立ち上がりから、徐々に上がっていくというのかもしれないけど。こういうことはある訳だから。今度はね。次の登板までに自分をどう見つめ直してやるかでしょう」と、次回登板での立て直しを期待した。
8点を追う格好となった打線は12安打で4得点に終わった。「こういう展開だったから、つないで、つないでいくしかない。作戦もない中で。選手はしっかりとつないで1点1点という姿は見せてくれている。同じく最後の最後まで、きょうの気持ちを忘れずにやっていってほしい」と、話した。
19日からは2位・巨人と3連戦が待つ。
「一戦一戦、きょうのことは反省しながら、気持ちを切り替えて。それしかないです」。21日の第3戦は現在、出場選手登録を抹消している玉村も登録できる。この日、ベンチを外れた遠藤の可能性について「まあ、ないことはない。そんなところ」と、煙に巻いた。