広島の先発・床田は3勝目ならず 八回途中での降板に「イニングを投げ切れるようにしたい」

 6回、岡本和(奥)に2点適時打を打たれた床田(撮影・伊藤笙子)
 8回、降板する床田(撮影・棚橋慶太)
 8回、ポランコに逆転となる2点適時二塁打を浴びた島内(手前)を見つめる佐々岡監督(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人5-3広島」(20日、東京ドーム)

 先発した広島・床田寛樹投手が今季3勝目を逃した。

 3-0の六回2死二、三塁で4番・岡本和に中前適時打を浴び、1点差。「もったいなかったです。腕を振れたが、抜けました」。カウント1-2からのパームが高めに浮き、流れが相手に傾いた。七回を無失点でしのぎ、八回1死で1番・吉川に右中間二塁打を許したところで降板。その後リリーフ陣が踏ん張れず、チームは逆転負けを喫した。

 五回までわずか1安打投球。それだけに、無念の途中降板は「めちゃくちゃ悔しい」と唇をかんだ。試合前時点で、巨人戦は昨年から16イニング連続無失点。この日の六回に失点し、記録は21イニングで途切れた。

 7回1/3を投げて6安打4奪三振で3失点。「最低でもやっぱり、イニングを投げ切れるようにしたい」と自身に言い聞かせた床田。次戦こそ、快投でチームを勝利に導く。

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