広島・末包が2試合連続猛打賞 「徐々に良くなってきている」 打撃フォームに手応え

 1回、右前へ適時打を放つ末包(撮影・立川洋一郎)
 6回、ピンチにソトを併殺打に打ち取り雄たけびをあげる大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 1回、左中間へ先制適時二塁打を放つマクブルーム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-1DeNA」(22日、マツダスタジアム)

 広島のドラフト6位・末包昇大外野手(大阪ガス)が3安打1打点で2試合連続の猛打賞を記録した。

 2点を奪って迎えた初回2死一、二塁では、本拠地初の適時打となる右前適時打。三、六回は、しぶとくくらいつき三塁への内野安打で出塁した。

 21日の巨人戦(東京ドーム)に続いて結果を残し、「きのうと同じような入り方でいけたので、追い込まれるまではしっかり自分のスイングだとか、力強さを出していければと思っていましたし、追い込まれてからはどうやって塁に出るか、とかをしっかり意識できた中でのああいう結果だったので良かった」と振り返った。

 開幕から1カ月が経とうとしている。現在はタイミングの取り方を工夫するなど打撃フォームを微調整中だ。「まだ全然、完成というわけじゃないですけど、徐々に少しずつでも良くはなってきている」。手応えをつかみつつある。

 23日のDeNAの予告先発である上茶谷は、東洋大時代のチームメート。末包は「打った記憶がない。そろそろ打ちたいですし、きょう練習の時に会って話していろいろ話術で言ってきたので、しっかり結果で返してやろうと思います」と闘志を燃やした。

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