広島が連敗ストップ 3勝目大瀬良に佐々岡監督「自分が止める気持ちで投げてくれた」

 お立ち台で笑顔を見せるマクブルーム(左)と大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 6回、ピンチにソトを併殺打に打ち取り雄たけびをあげる大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 DeNA打線を相手に力投する大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-1DeNA」(22日、マツダスタジアム)

 広島が快勝で連敗を4で止め、2位に浮上した。先発・大瀬良は完封こそ逃したが、九回途中1失点の力投でリーグトップタイの3勝目。プロ入り通算70勝目で、節目の白星を飾った。

 完封目前の九回、先頭・牧に三塁打を打たれ、ソトに中前へ適時打。135球を投げたことで降板したが「あそこまでいけたら(最後まで)行きたかったと思いますが、とにかく勝てたので」と前向きに振り返った。

 初回に4点の援護を受けると、リズムに乗った。六回は1死満塁でソトを投ゴロ併殺打に仕留め、無失点。グラブを叩き、声を上げて感情を表現した。カーブを随所に織り交ぜ、緩急も生かした投球。チームは4連敗で本拠地に戻り「(連敗を)止めるのは僕だなと思っていた。何より連敗を止めてチームが勝つというところを、一番に考えないといけないと思った」と熱い気持ちを込めて腕を振り続けた。

 負の流れを断ち切ったエースに佐々岡監督は「相当、気合いが入っていたというか、選手会長でもあるしね、自分が止めるんだという気持ちで投げてくれたと思います」と褒めたたえた。

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