広島敗戦 またも“魔の八回”中崎、塹江が踏ん張れず決勝点を献上

8回、加藤に勝ち越し適時打を許した塹江(撮影・神子素慎一)
 8回、マウンドに集まる中崎ら広島ナイン(撮影・神子素慎一)
8回、降板する中崎(撮影・神子素慎一)
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 「中日4-2広島」(30日、バンテリンドーム)

 広島が中日に競り負け、2連勝を逃した。これで4月は10勝12敗1分けとなり、月間の負け越しも決まった。

 試合の明暗が分かれたのは同点の八回。2番手で登板した中崎が先頭からの連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招いた。ここで広島ベンチは左の塹江にスイッチ。その後1死満塁から加藤翔に中前への適時打を許し、なおも満塁から代打・福留の中犠飛で2点を勝ち越された。

 チームはリリーフ陣が課題。28日のヤクルト戦では中崎が八回、2点リードの場面で登板し、3者連続四球を与えるなど4失点。この回だけで9失点し、逆転負けを喫していた。

 前日は大瀬良の完封でカード初戦をもぎ取ったが“八回の壁”を乗り切ることはできず、接戦を落とす形となった。

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