広島・佐々岡監督 敗因は「初回、二回でしょう」2カード連続負け越し

 2回、空振り三振に倒れベンチに戻る堂林(撮影・神子素慎一)
 4回の攻撃を終え交代を告げる佐々岡監督(右)=撮影・神子素慎一
 2回、空振り三振に倒れベンチに戻る堂林。左は先発の玉村(撮影・神子素慎一)
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 「中日4-0広島」(1日、バンテリンドーム)

 広島は投打が奮わず今季2度目の零封負けで中日に連敗。2カード連続の負け越しで、チームも今季のバンテリンドームで1勝5敗となった。

 打線は中日先発・柳の前に沈黙。初回2死一、二塁で5番・坂倉が二ゴロ。三回は2死一、三塁で6番・田中広が見逃し三振に倒れて序盤の好機を生かせなかった。4月3日の対戦時には柳に完封勝利を献上。これで今季は柳に対し16イニング連続無得点となった。

 先発・玉村は3回6安打2失点で自己最短KO。登板間隔が空いて中継ぎ待機していた遠藤が3回1失点だった。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は、以下の通り。

 -柳の立ち上がりは本調子ではなかった。

 「初回、二回でしょう。四球絡みでチャンスをくれて、何とか点を取りたかった。あそこしかなかったという感じはある」

 -好機で一本出ない場面が続く。

 「前回完封されているので、野手は何とかという気持ちでやっていた。いい投手で、なかなかチャンスが来ない中、初回と二回(を生かせなかった)」

 -小園に奮起を促してきたが。

「(状態が)上がってこないね。それを踏まえて、考えていかないといけないとは思いますけどね」

 -起用法を考えるところまで来ているか。

 「考えないといけないという感じではある」

 -玉村の次回登板については。

 「その辺は、また考えます」

 -3日からはマツダスタジアムに戻り巨人、DeNAと6連戦。

 「マツダで1週間、試合がある。ゴールデンウイーク中でお客さんがたくさん入ると思うので、巻き返したい」

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