カープ床田 初回から全開でG倒誓う 早くも今季4度目対戦に本音「やっぱり嫌」
広島・床田寛樹投手(27)が16日、先発予定の18日・巨人戦(東京ド)に向けて、初回から全開で臨む考えを明かした。
「この何試合か、出し惜しみせずに全部変化球を出している。それまでは、1巡目は緩い変化球を少なくしたりとかしていたんですけど、その前に捕まってしまうこと多かった。出し惜しみして初回に捕まると後悔する。しっかり投げたい」
巨人とは早くも今季4度目の対戦となる。過去3試合はいずれも7回以上を投げ3失点以下、リリーフ陣が打たれたこともあって勝ち星こそ1勝だが、試合を作ってきた。
「2週間に1回当たってますからね。やっぱり嫌ですね」
苦笑いで振り返るが、心配はいらない。前回登板の10日・阪神戦で完封するなど、今季は開幕から好調が続いている。7試合の先発のうち、6回以上自責点3以下のクオリティースタートが6試合、そのうちの半分が7回以上自責点2以下のハイクオリティースタート。安定感はリーグ4位の防御率2・30にもつながっている。
首位ヤクルトとは0・5ゲーム差。チームは2位だが、阪神、DeNA以外から貯金ができていない。Gキラー左腕の快投で、貯金シリーズへ持ち込む。