広島・佐々岡監督 5失点KOの大瀬良に「制球できていなかった」藤井からは“恩返し”も

1回、押し出し四球を与え、悔しがる大瀬良(撮影・高部洋祐)
8回表終了後、選手交代を告げベンチに戻る佐々岡監督(撮影・高部洋祐)
1回、飛球を追う小園(右)だが、スタンドのファンが捕る(撮影・高部洋祐)
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 「ソフトバンク7-0広島」(27日、ペイペイドーム)

 広島が今季4度目の完封負けを喫した。敵地でのソフトバンク戦は、18年の日本シリーズを含め5連敗となった。

 先発した大瀬良は初回にプロ初の押し出し四球を含め3失点。四、五回も失点を重ねた。指先が定まらない投球に、佐々岡監督は「真っすぐにしろ、変化球にしろ、制球できていなかった。真っすぐを制球できていないから、変化球の甘いところを打たれている」と振り返った。

 攻撃陣はレイの力強い投球に押され、散発3安打。得点圏に走者を進めたのは、七回の一度だけだった。八回以降は20年まで在籍した藤井の前に2回無安打に抑え込まれた。

 指揮官はレイについて「球の強さがあったし、初回からああいう展開になったので打っていくしかなくなった。切り替えてやっていくしかない」と話し、28日の第2戦へ向けて「ソフトバンクに勝てていないので、森下でしっかりと勝てるようにやっていきたい」と力を込めた。

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