交流戦単独最下位の広島・佐々岡監督「本当に苦しい戦いではありますけど、あしたに向けて頑張ります」
「日本ハム5-1広島」(1日、マツダスタジアム)
広島は、投打の歯車がかみ合わず、交流戦単独最下位になった。
先発した遠藤は5回8安打3失点で4敗目を喫した。万波に打ち込まれた。二回は先制ソロを被弾。四回の先頭では、右中間席へのエンタイトル二塁打を許して失点のきっかけをつくり、五回は左前適時打を浴びた。
打線はあと1本が出なかった。0-3の五回1死一、二塁からは代打攻勢ながら松山は右飛。堂林は空振り三振に倒れた。1-3の八回2死一、二塁では小園が見逃し三振に終わった。
交流戦は8試合を終え2勝6敗になった。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。
-遠藤は5回8安打3失点。立ち上がりは。
「きょうはあまり、何試合かの中ではちょっと悪いかなという感じの入りではあったと思う」
-やはり入りが大事になる。
「そうですね。先頭というところもだし、球の切れなのか精度なのかのところ。こういうことはあるとは思うんですけど、こういう時こそ修正できるかどうか。高め高めという、きょうはそういうところがあったと思います」
-五回は代打攻勢。早めに勝負を仕掛けた。
「ずっと点を取れていないので。早めに仕掛けないといけなかった。そこは点を取りにいかないとという気持ちでした」
-九回の失点。バッテリーには重盗の予測の判断を任せているのか。
「こっちがサインを一応出していますし、三塁走者は走っていないので。送球をしっかりしておけばねっていうところだと思う。あれだけ逸(そ)れれば」
-あすはカード勝ち越しのチャンスが残る。
「当然、本当に苦しい戦いではありますけど、あしたの試合に向けて頑張ります」