広島・中村奨「1試合でも勝ちに貢献」 再昇格後好調、23歳の誓い 定位置取りだ

 広島の中村奨成捕手(23)が6日、23歳の誕生日を迎え、チームの勝利に貢献することを改めて誓った。5月31日に再昇格してから6試合全てでスタメン出場。前カードのオリックス3連戦では3番に抜てきされた。7日からは敵地での楽天戦。3連敗中のチームに笑顔をもたらす一打を放つ。

 記念日を迎えた中村奨は力強く言った。「チームの勝ちに1試合でも貢献できるようにしたい」。結果を残し続ける覚悟を23歳になった若鯉が言葉に変えた。

 攻撃陣の起爆剤として期待され、5月31日に再昇格。西川の負傷離脱もあり、3日からのオリックス3連戦では3番でスタメン出場。首脳陣の期待に応え、昇格後6試合で打率・304、5打点を記録している。

 「打ちにいけているのが一番かなと思う」

 投手側に大きく傾けていたバットのヘッドを立てて構えるなど、修正したフォームに手応えがある。そこに結果を恐れない積極性が加わった。バットは振れている。

 昨秋から本格化させた外野守備には安定感が出てきた。捕手としても強気なリードと強肩で存在感を示す。

 7日の楽天戦から西武戦と続く6試合が交流戦最後の戦いだ。オリックス戦で3連敗を喫し、貯金0となったチームにとって重要な1週間。自身にとっても17日・ヤクルト戦から再開するリーグ戦へ向け、定位置を勝ち取る上での“6番勝負”になる。

 「とにかく一試合一試合、必死になってやっていくだけ」。7日の楽天の先発は田中将。気後れすることなく大投手と対峙(たいじ)し、快音を響かせる。

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