広島・佐々岡監督 4敗目の大瀬良へ「次の登板でしっかりとしたものを見せてほしい」
「ヤクルト7-2広島」(17日、神宮球場)
広島は、リーグ戦再開後の初戦を黒星で終えた。借金は今季ワーストの3に膨らんだ。
この日が復帰登板となった大瀬良は1-0の三回に3失点し逆転を許すと4回8安打4失点で降板。中継ぎ陣も踏ん張りきれずに失点を重ねた。
首脳陣は開幕から2番を務めてきた菊池涼を3番で起用。三回、新たに2番に入った宇草が先制の適時打を放つものの、その後は沈黙。菊池涼が2度の併殺打に倒れ、九回は無死満塁から1点を奪うものの、代打・長野、代打・会沢が倒れるなど追加点を奪えなかった。
チームは18日の試合でも敗れ、阪神が勝利した場合に4位に転落する。
試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。
-大瀬良について。
「不運な当たりもあったと思うし、いい球と悪い球の差はあったかなとは思います」
-次回も1軍で。
「当然。次の登板でしっかりとしたものを見せてほしい」
-捕手が中村奨だった。
「いろいろと。ヤクルトは打線の調子がよく、うちは1勝しかしていないことなど、いろいろなことを考えながらの起用だった」
-菊池涼は3番としての役割に力みがあったかもしれない。
「本人には3番になっても変わらずに2番のスタイルでやってくれたとは言った中でね。龍馬(西川)がいない中で3、4、5番をあまり動かしたくないとなると、レギュラーで出ている中で菊池というところで考えました」
-最後に見せた諦めない姿勢をあすに。
「そうですね。最後見せてくれたものをあすにつなげていきたい」