広島・大瀬良 今季最短KOに「今日のゲームは僕が壊してしまった」

 3回、山田に勝ち越しの左越え2点適時二塁打を打たれ悔しがる大瀬良(撮影・開出牧)
 3回、山田に勝ち越しの左越え2点適時二塁打を打たれボールを見つめる大瀬良(左)=撮影・開出牧
 5回、投手交代を告げる佐々岡監督(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト7-2広島」(17日、神宮球場)

 1軍復帰登板となった広島・大瀬良大地投手(31)が今季最短の4回8安打4失点でKOされた。チームは3連敗で借金は今季ワーストの3。右腕は「きょうのゲームは僕が壊してしまったと思っている。しっかり受け止めないといけない」と悔やんだ。

 不運も重なった。三回先頭の長岡にポテンヒット。続くサイスニードにはバスターで内野安打を決められ、塩見と山田の適時打で3点を奪われた。四回も先頭・青木の打球が三塁線へのボテボテの内野安打。その後、サイスニードには再びバスターで左前適時打。相手投手に2安打され、流れを明け渡した。

 佐々岡監督は次回の1軍登板を明言した上で「不運な当たりもあったと思うし、いい球と悪い球の差はあったかなとは思います。次の登板でしっかりとしたモノを見せてほしい」と復調を願った。

 これで大瀬良は、プロ入り初の神宮での黒星。この日31歳の誕生日を迎えたが、バースデー登板を白星で飾れなかった。自身も3連敗となり「何とかチームのためにと思って頑張っているけど、うまくいかないゲームが続いている。しっかりチームに貢献したいという思いが強い」と次戦での挽回を誓った。

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