広島が今季ワースト5連敗 佐々岡監督は1試合4被弾の九里に「一番やってはいけない」

3回、村上に勝ち越しの左中間本塁打を浴びる九里(撮影・三好信也)
先制点をもらうもリードを守り切れず3回に逆転される先発・九里(撮影・三好信也)
 ヤクルトに3連敗を喫し引き揚げる佐々岡監督(撮影・三好信也)
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 「ヤクルト8-3広島」(19日、神宮球場)

 広島は投手陣が踏ん張れず、リーグ戦再開のヤクルト3連戦で痛恨の3連敗。今季ワーストの5連敗で借金は同ワーストの「5」となった。先発・九里は村上に2打席連続本塁打を浴びるなどプロ入りワーストの1試合4被弾。五回6安打5失点でKOされた。

 4本塁打は二回先頭の四球から青木に2ラン、五回先頭の塩見、2打席連続の村上にはいずれも2死走者なしから痛打されたもの。

 佐々岡監督は「一番やってはいけないというか、その前の攻撃で(九里自身の)バント失敗から、次の回の先頭は流れ的に絶対に抑えないといけないところで、四球。それで(村上に)本塁打を打たれ、一番やってはいけない。先頭は、流れ的にも全力抑えないといけない。きょうはそこでしょうね」と厳しく指摘した。

 交流戦最下位に沈んだ中、巻き返しを期したリーグ戦再開最初のカードで3連敗発進。週明け火曜日からは前日に順位が入れ替わった3位・阪神との3連戦が本拠地で控える。「もう一回、原点に戻って、しっかり先発が(試合を)つくらないと。リズム、テンポを良くしないと。もう一回そこを目指します」と言葉を絞り出した。

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