広島・佐々岡監督 九里交代は「僕の判断」「結果、失敗したなら僕の責任、継投の失敗」
「広島5-7巨人」(3日、マツダスタジアム)
広島は早めの継投策が実らずに敗戦。同一カード3連戦3連勝を逃した。勝率5割復帰はお預けで、借金は再び「2」。2位・巨人とのゲーム差は1・5となった。佐々岡監督は「これ(継投)はもう僕の判断。それが結果、失敗したならそれは僕の責任、継投の失敗」と振り返った。
3-1で五回を終え、指揮官が動いた。球数が76球だった九里に代えてケムナをマウンドへ送った。九里は五回、大城の右越えソロのみの失点だったが、2四球などでピンチをつくっていた。
指揮官は交代について「本塁打はソロでいいとして、そこからがなぜ急に変わるのか。投球自体も気持ちも変わっているのが、あの1本でそんなに変わるのかなと。内容次第では、きょうは早めの継投というのを決めていた。あの内容では代えますし、ケムナとか勝ちパターンを早めにつぎ込んだ」と説明した。
六回以降に登板したケムナ、矢崎、森浦、ターリーの4投手がいずれも失点。総力戦で奪い取りにいった白星を手にすることはできなかった。