カープ5割お預け 勝利の方程式崩壊 六回以降の全4投手失点 指揮官「僕の責任」

 「広島5-7巨人」(3日、マツダスタジアム)

 広島の早めの継投策が決まらなかった。六回以降に登板したケムナ、矢崎、森浦、ターリーの4投手がいずれも失点した。勝ちパターンが崩れての黒星。佐々岡監督は「これはもう僕の判断。それが結果、失敗したなら、それは僕の責任、継投の失敗」と言葉を紡いだ。

 五回を終えて3-1。九里の球数は76球と決して多くはなかった。それでも右腕は五回、大城の右越えソロ後に投球が一変。制球が定まらず2四球などでピンチを作っていた。

 「(九里の投球)内容次第では早めの継投というのを決めていた。あの内容では代えますし、ケムナとか勝ちパターンを早めにつぎ込んだ」。4日は移動日で試合がない。白星を総力戦で勝ち取りにいったが、結果が伴わなかった。

 5-5の八回、吉川に決勝の適時二塁打を許した森浦は、3試合ぶりの失点で今季初黒星を喫した。左腕は「打たれたらダメなところで打たれた。しっかり抑えないと。反省して次は抑えたい」と唇をかんだ。

 3連戦3連勝を逃し、勝率5割復帰はお預け。借金は再び「2」となり、2位・巨人とも1・5差となった。5日からは今季11試合で9勝2分けと無敗の阪神戦。気持ちを一新して甲子園に乗り込み、白星を重ねていく。

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