広島・佐々岡監督「なかなか攻略できないというか」天敵の中日・柳に3敗目喫する
「中日2-1広島」(10日、バンテリンドーム)
広島は1カ月ぶり先発の野村がマクブルームの拙守もあり序盤に2失点。
攻撃では天敵・柳に苦戦し、七回に堂林の犠飛で1点をかえすのがやっと。バンテリンドームでは2勝7敗となり、3試合を残して今季の負け越しが決まった。
広島・佐々岡真司監督は苦手の柳について「いろいろ考えた中で。策はしている中でね。やっぱり、なかなか攻略できないというか。次ね。まあなんとか(したい)とは思っていますけど」と歯切れが悪い。
攻撃陣は7回でわずかに3安打。
「連打、連打というのはなかなか難しいところなんでしょうけど。うちが結構打てていないというのはある。ワンチャンスというところで1点1点しっかり取らないとというところでしょうね」
柳に対して上本、堂林ら右打者を並べた。
「そういうところも考えながら。うちのバッターとの兼ね合いも考えながら」
先発の野村は6回2失点(自責1)
「立ち上がり、うーん。不運な当たりもあったりしながら、最少失点で。6回まで投げてくれて。また次に生かしてほしいなと思いますけどね」
次回も1軍の先発を明言した。
持丸と組ませた意図については「2軍で一緒に組んでいるということもあったし。持丸を上げたというところはやっぱり使っていかないとというところもあるし。持丸は持丸でいいもの出してくれてるし、しっかり経験してほしいし」と期待した。
2位・巨人も敗れ1・5ゲーム差は変わらず。気がつけば4位にDeNAが浮上し、0・5ゲーム差まで迫ってきた。
12日からはマツダスタジアムでそのDeNAとの3連戦が予定されている。