カープ栗林 球宴で“守護神対談”を熱望「巨人・大勢君とお話ししてみたい」

 「マイナビオールスターゲーム2022」の監督推薦選手が13日に発表され、広島から栗林良吏投手(26)、床田寛樹投手(27)、坂倉将吾捕手(24)が選ばれた。栗林は2年連続2度目、床田は19年以来2度目。坂倉は初出場になる。栗林はファン投票で選出されている巨人・大勢と“守護神対談”でさらなる成長のきっかけをつかみたいと話した。

 見識を広げることが自身のレベルアップにつながる。栗林は巨人の守護神から多くを吸収したいと目を輝かせた。

 「大勢君とお話ししてみたい。どう感じながら投げているのか聞いてみたいです」

 1年目の新人が抑えを担うという重圧を昨季、体感した。ドラフト1位・大勢(関西国際大)は自身と同じ道を歩み、新人最速20セーブを達成するなど開幕からフル回転中だ。

 「登板数、セーブ数も(自身より)多いので大勢君の方が大変だなと見ている」。決め球がフォークという共通点もある。準備の仕方や心構え、技術面…。“守護神対談”から成長の糸口を探していく構えだ。

 マウンドではリベンジに燃える。昨年は第2戦の八回から登板し2/3回1安打1四球1失点し途中降板。九回の予定だった巨人・高梨が急きょ登板することになった。

 「負け投手にもなりましたし高梨さんに迷惑をかけた。しっかりと1イニングを投げて次の投手につなげたい」。表情を引き締めて言葉を紡いだ。

 対戦したい打者は2年連続でオリックス・吉田正の名前を挙げた。「勝負したことがないので。真ん中に投げて外野フライだったらいいなと思います」。年に一度の夢舞台。名勝負を演じてファンの記憶に残る登板にもしてみせる。

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