夏も元気!カープ森下 安定の7勝目「勝ちがついてくるのが一番」

 「巨人4-11広島」(16日、東京ドーム)

 本格的な夏の到来に合わせるように、広島・森下のエンジンも回転数爆上がりだ。6月25日のDeNA戦から4戦3勝。白星のつかなかった2日・巨人戦も8回無失点と文句なしの投球を演じた。

 この日は三回までに10点の大量援護をもらった。自身も左前打で三回のビッグイニングに絡んだ森下は、序盤パーフェクト発進。四回、先頭・吉川に初安打を許したが、1死から丸をカット系のボールで注文通り二ゴロ併殺打に仕留めた。

 150キロ前後の直球でパワフルな相手打線を押し込み、効果的に変化球をちりばめる。「最近はずっと全球種をしっかりと投げられている」と本人も自信を深めている。

 六回まで無失点。七回先頭の丸にソロ本塁打を許したが、ここまで、2日の巨人戦から数えて21イニング連続無失点は、2020年に記録した18イニングを超え、自己最長となった。

 その七回は「全体的に真ん中に集まっていた」と、さらに3点を加えられたが大量得点をバックにした失点だ。森下の安定感は揺るがない。

 7勝目。「勝ちがついてくるのが一番」と気持ち良い汗をぬぐった森下。「点を取られたところだけしっかり反省して」。あとはこれまで通り、腕を振り続けるのみだ。

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