カープ小園 自己最多6号で今季100安打 10戦連続Hで2年連続の大台到達

4回、6号ソロを放つ小園
4回、6号ソロを放って出迎えるナインに笑顔を見せる小園(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-1ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)

 広島・小園海斗内野手(22)が貴重な一発を放った。3点リードの四回先頭。代わったばかりの木沢のカットボールを完璧に捉え、右中間スタンドに運んでみせた。

 「まあ、飛んだんですけど、他の打席が全然だめだった。チームが勝てたので、それはよかったですね」

 7月22日のヤクルト戦(神宮)以来となる一発は自己最多となる6号。併せてこれが今季の100安打目。2年連続の大台到達となった。

 開幕を3番で迎えながらスタートダッシュに失敗。8番まで下がったこともあった。一方で猛打賞はチーム最多の10回を記録するなど好不調の波の大きさが課題だった。

 だが、後半戦に入って全試合安打の10試合連続安打と安定感を見せる。

 「ちょっとずつですけど、自分のスイングができるようになってきたかなと思う。練習からやってることを試合でできている。(連続試合安打は)気にせず、その場その場をしっかりやるだけです」

 7月の月間打率は・310、8月は・321とさらに上昇気配。それもそのはず報徳学園で甲子園を沸かせたのはほんの4年前。1軍メンバー最年少の22歳に暑さは味方。新“夏男”を襲名し、若さでチームを引っ張ってみせる。

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