広島・大瀬良が3回5失点でKO 今季最短タイ 遠い8勝目

 3回、中田に2ランを浴びた大瀬良(撮影・棚橋慶太)
 力投する大瀬良(撮影・棚橋慶太)
 3回、丸に適時打を浴び厳しい表情の大瀬良(撮影・棚橋慶太)
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 「巨人-広島」(12日、東京ドーム)

 5試合勝ち星から遠ざかっている広島の先発・大瀬良大地投手(31)が今季最短タイの3回で降板。5安打5失点で2被弾するなど、巨人打線に序盤でKOされた。

 初回に2点の援護をもらったが、そのリードを守れない。先頭・吉川に四球を与えて1死後、3番・丸に同点2ランを右翼席へ運ばれた。2ストライクと追い込みながら3球目のカットボールを痛打され、試合を振り出しに戻された。

 修正を図りたいところだったが、三回は再び丸に中前適時打を許し、続く中田には初球を完璧に捉えられて左中間へ2ラン。一挙3点を失い、四回の攻撃で代打を送られて無念の降板となった。

 大瀬良は7月1日・巨人戦で7勝目を挙げて以降、5試合勝ち星なし。前々回、7月29日・中日戦でも3回4失点でマウンドを降りており、前回5日の阪神戦ではロハスに一発を浴びるなど5回3失点。この日も踏ん張れず、これで3戦連続被弾となった。

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