「巨人５－６広島」（１２日、東京ドーム）

　広島は１度は逆転を許すも八回に西川の同点二塁打、小園の犠飛で再び逆転。４連勝で巨人と入れ替わり４位に浮上した。

　広島・佐々岡真司監督は八回の逆転について「（西川）龍馬が帰ってきてから、つないでというところで。昨日まで４番を打っていて、昨日は一発でしたけど、きょうはつなぎというところで」と西川の活躍ぶりをたたえた。

　マクブルームがこの試合から４番に復帰。西川は今季初めて５番に入り、開幕から５番を守ってきた坂倉が６番に降格した。

　「龍馬の調子と坂倉の状態を見て、西川の方が先にと考えて５番に入れました」

　ブルペン陣は矢崎、栗林が３連投となった。「四回以降、中継ぎもしっかりつないだ。いい仕事してくれたと思います。抑えてくれたんで、こういう結果になったと思います。（今後の３連投は）球数を見ながらですけど」

　先発の大瀬良は３回５失点ＫＯ。「きょうは押すような感じではあった。その中でもやっぱり制球が。インコースにいききれないという。ボールになる球が、インコース。逆になればいいんだけど。端の方にいけばいいんだけど、中に入ってしまうというのが、それが長打になってしまう」

　次回登板については「いま、ちょっと考えている。いまバタバタ（考えている）というところです」と明言しなかった。