広島・佐々岡監督 矢崎を絶賛「すごい仕事をしてくれた」新型コロナから1軍復帰登板
「広島6-4巨人」(28日、マツダスタジアム)
広島は3カードぶりのカード勝ち越しで4位に浮上した。2点を追う初回に堂林の適時打で同点とし、五回は2死一、二塁で再び堂林が勝ち越し適時打。2安打3打点の活躍に佐々岡監督は「しぶとく打ってくれたと思うし、いい働きだった」とたたえた。
2点リードの八回には、新型コロナ陽性判定からこの日1軍復帰したばかりの矢崎を送り込んだ。無死満塁と一打逆転のピンチを迎えたが、後続を封じて無失点。「すごい仕事をしてくれた」と絶賛した。
復帰初戦でいきなり八回を任せた意図には「矢崎の気持ちのタフさ、強さ。きのう(2軍で)投げて、全く問題ないという報告を受けた。今のウチのチーム状況で八回は(矢崎に)帰って来てほしいと、腹をくくって(マウンドに)上げました」と明かした。
4回4失点の先発の大道には「やっぱり1軍は結果を求めていかないといけない場所。(次回登板は)考えます」と渋い表情を浮かべた。
また、試合前練習に合流した秋山の今後には「ちょっと休んでいたのでね。今日も軽く動いてみて、また明日の反応を。明日練習して、火曜日から登録できるかどうかは動いてみてから判断。まだ決まってはない。明日動いて、問題なければ合流する予定ではありますけど」とした。
30日からは1・5ゲーム差で追う3位・阪神と3連戦。「相手どうこうよりウチは一戦一戦。残り少ないですから、勝っていくしかない」と引き締めた。