広島・佐々岡真司監督 V逸に「監督である僕の全責任」 逆転CSへ残り10試合

 巨人との最終戦を飾れず、スコアボードをじっと見つめる遠藤(66)。右から玉村、森(撮影・立川洋一郎)
 8回に4番手として登板した森(撮影・立川洋一郎)
 6回、捕ゴロに倒れる松山(撮影・立川洋一郎)
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 「広島0-7巨人」(11日、マツダスタジアム)

 広島は今季15度目の完封負け。リーグ優勝の可能性が消滅した。

 先発の遠藤は初回に丸、二回にウォーカー、三回に中田と3イニング連続で一発を浴びる乱調で今季最短の三回途中5失点でKO。

 打線は赤星を打ちあぐね、その後も巨人の継投の前に沈黙した。

 広島・佐々岡真司監督は遠藤について「立ち上がりから変化球が高めに浮いている。まったく相手も崩されるような体勢になっていない。甘めにいっているし、腕がちゃんと振れていない。一番、ホームラン打者が多い中で、甘い球を見逃してくれない。変化球を投げるなら考えながらやらないと。結構、一発をよく打たれているので、繰り返してはいけないと思いますけどね」

 遠藤の17被本塁打はヤクルト・サイスニードと並んでリーグワーストとなった。

 五回からは玉村を初めて中継ぎで起用した。

 「中に入れている戦力だし。戦力だから入れているんだから」

 前夜は20安打15得点と爆発し打線は一転して沈黙。

 「そうそうね。毎回毎回そう何回も打てるわけではない。よくこういうことがある中でね、相手のピッチャーにうまくやられた。あと1本が出なかった。先制されてね、ああいう形になったので、もう打っていくしかない、つないでいくしかないという中で、まあ1本でなかったということでしょうね」

 優勝の可能性が消滅した。

 「まあこれは1年間優勝を目指してやってきた中で、こういう結果になったのは申し訳ない気持ちですし、こういう結果になったのは監督である僕の全責任だと思います。申し訳ないなと思います。はい」

 13日からは甲子園に場所を移し阪神2連戦が待つ。

 今季は残り10試合となった。

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