広島・佐々岡監督「良い形ができたのであと9試合みんなで一丸となって戦うだけ」

 8回、栗林をマウンドに送り込む佐々岡監督(撮影・田中太一)
 8回途中から登板し、試合を締めた栗林(左)は磯村と喜ぶ(撮影・山口登)
 6回、羽月は左中間に適時二塁打を放つ(撮影・山口登)
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 「阪神3-6広島」(13日、甲子園球場)

 広島は四回に内野ゴロと磯村の適時二塁打で先制。

 1点差に迫られた六回には羽月の二塁打などで3点を追加した。

 投げては五回途中で先発の九里から森浦にスイッチ。八回途中に矢崎がピンチを迎えると今季初めて栗林をイニングまたぎで投入し逃げ切った。

 広島・佐々岡真司監督は栗林の投入について「負けられない試合があと10試合というところで、選手も分かってると思うので」と気持ちを込めた。

 「(栗林は)点差を考えながら当然、準備はしてるとは言ってましたので。今日明日だけの試合ということもありましたし、試合数も少ないので、明日も栗林も頑張ってもらうというのは(あり得る)。当然、選手も負けられないという気持ちもありますし、そういうのも当然あると思います」

 青柳には前回8月30日の対戦では封じ込まれたが見事にリベンジした。

 「前回やられた中で、しっかり打撃コーチとスコアラーがしっかりと対策を練った中で、なかなか連打連打が難しい。あれだけ防御率がいい投手なので、ワンチャンスをしっかりモノにして、羽月もしっかり打てたので」

 指揮官の早めの交代が流れを呼び込んだ試合となった。

 「森浦はね、良いところで投げさせたいし、良い仕事してくれてますし。良い形ができたので、これをあと9試合みんなで一丸となって戦うだけです」

 試合前には迎打撃コーチが青柳をまねて横手投げで打撃練習を務めた。

 「迎のね、アイデアでね」

 14日も甲子園で阪神戦。森下が中5日で先発する。

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