新井良太氏は「熱心で教え方も丁寧」 広島球団幹部、2軍打撃コーチ招へいの動き認める
来季の2軍打撃コーチ就任を要請している前阪神の新井良太氏(39)について18日、広島の球団幹部が「熱心で教え方も丁寧だと聞いている。(チームに)刺激を入れることができるし(選手を)違う目で見ることができる」と話し、招へいの動きを認めた。
新井良氏は、阪神の1軍打撃コーチに就任した20年以降、大山ら若手選手の育成に携わった。チームの懸案事項は長距離砲の育成。現在「みやざきフェニックス・リーグ」に参加中の末包、正随、林、田村、育成・二俣らは将来の大砲候補。球団幹部は「長距離を打てる打者を育ててほしい」と期待した。
阪神は15日に新井良氏の今季限りでの退団を発表しており、受諾するのは確実だ。