広島 FA取得の野間峻祥が残留へ 球団と3度の交渉で大筋合意
今季国内FA権を取得した広島の野間峻祥外野手が、権利を行使せずチームに残留することが19日、明らかになった。18日には球団側と3度目の交渉を行い、条件面では大筋で合意していた。
野手主将として迎えた今季は、85試合に出場し打率・312。不振や新型コロナウイルス感染で2度、戦列を離れたものの1番としてチームをけん引した。
新井新監督からも電話で直接、残留のラブコールを受け、13日には「本当にそう言ってもらえるのはありがたいです」と感謝の言葉を口にしていた。新指揮官が目指す機動力野球復活へ、野間の存在は大きな力になるはずだ。
野間は村野工、中部学院大を経て14年度ドラフト1位で広島に入団。724試合で打率・271、10本塁打、104打点、68盗塁。