カープ新井監督 ドラ1斉藤にメッセージ「心配せんでええけぇね」ドキドキ初ドラフト終え
「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)
広島・新井貴浩新監督(45)が1位指名した斉藤優汰投手(18)=苫小牧中央=にさっそく広島弁で愛情あふれるメッセージを送った。
「斉藤くんはじめまして。初めて育った町を離れるの不安というのはあると思います。ですけれども、広島もすごくいい町です。心配せんでええけぇね。会えるの楽しみにしとるよ」
ドラフト前に1位を公表していたが、「他球団も評価の高い投手。クジでもなんでも来いよという感じだったんですけど、内心はドキドキ。来るなよ、来るなよと思っていた」と胸の内を明かした。それほど獲得したい投手だった。「球界を代表する投手になれる。大きく強く育ってもらいたい」と期待した。
1、2位の高校生の素材に加え、即戦力として期待できる社会人投手3人も獲得できた。
「バッチしです。100点満点のドラフトだったと思います」
育成2位で九産大の中村貴浩外野手(22)も指名。「名前がいいよね。これも何かのご縁」とご満悦だった。
ドラフトは新監督としてのデビューの場。阪神・岡田監督には「ネクタイ、赤じゃないんか」といじられる場面もあった。明るく楽しく新井ワールドを展開していた。