広島・中村健 打力アップへ鈴木誠也の金言 マツダスタジアムで初対面「強いスイングを常に」

 広島・中村健人外野手(25)が26日、“誠也の金言”を生かして打力を向上させる考えを示した。先週末に米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手(28)がマツダスタジアムを訪問。その際に打撃面のアドバイスを受け、常に強いスイングを心掛ける重要性を説かれたという。授かった教えを胸に刻み、レベルアップを図る。

 目からうろこの金言に、中村健は思わず感激した。現在は「打撃面のレベルアップが一番。甘い球、体に近い球をいかにコンタクトして飛距離も出していけるか」がテーマ。課題克服に努めている中、ある言葉で打撃の方向性が定まった。

 先週末、マツダスタジアムを訪れた鈴木誠と対面。阪神・佐藤輝、大山を例に挙げ、強振することの大切さと、会心の当たりではなくとも安打になる理由を教わった。「『強振して詰まった打球が(野手の間に)落ちたり、(バットの)先に当たって落ちたりする。それは、強いスイングを常に入れているから。そうすることで外野手も(反応が)一歩遅れたりする』と話してくださった」。

 試合で強いスイングを重ねれば相手投手も警戒する。その結果、四球が増えて打率も上がる。バットを強く振ることで生まれる好循環。「そういうことを考えながら、やる必要があるんだなと。そこを求めていこうかなと考えてます」と指針にしていく。

 先週のドラフト会議で6位指名された長谷部銀次投手(24)は中京大中京高、慶大、トヨタ自動車で1学年後輩に当たる。「気を引き締めるじゃないけど、そういう気持ちが今は大きい」と中村健。直系の後輩からは刺激を受け、大先輩からの教えは成長への一助にする。

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