広島・森浦 初体験の侍合宿に輝く瞳「みんなと話したい」 一番はDeNA今永
広島・森浦大輔投手(24)が2日、マツダスタジアムで行われた秋季練習に再合流し、キャッチボールなどで調整した。3日は、選出されている侍ジャパンの集合日。豪州代表などとの強化試合に備える。
アマ時代も含めて初招集。知り合いもゼロと話すが、逆に楽しみなこともある。「みんなと話してみたいです。投球のことだったり変化球のことだったり聞けたら」と目を輝かせる。特に話したい選手は、同じ左腕のDeNA・今永だという。
「チェンジアップとか聞いてみたいです。ストレートが遅くなったような感じのチェンジアップ。打者が反応してくれると思うので、ああいうのを投げてみたい」
チェンジアップは持ち球ではあるが、さらに強力な武器にするため、どん欲に教えを請うつもりだ。
侍デビューに向けて、フェニックス・リーグに参加。10月26日・ロッテ戦、30日・DeNA戦と、1イニングずつを投げて無失点の投球を見せた。
「ボールはだいぶ戻ってきたかなという感じです」
実戦感覚も取り戻し万全の状態で臨める。「しっかり自分のボールを投げて勝負できたらと思います」。新人から2年連続で50試合以上を投げた左腕。日の丸を背負う4試合を、成長の糧にする。