広島・坂倉“野生化”宣言 猛練習望むところ!秋季Cで「荒々しく」打力アップ図る
広島・坂倉将吾捕手(24)が3日、秋季キャンプで“野生化”計画に取り組む考えを明かした。
今季はチームで唯一のフル出場。打率・288、16本塁打、68打点の成績を残した。打率はリーグ9位、本塁打、打点はマクブルームに続くチーム2位。それでも満足はしていないと言う。
「良くはないですね。納得はいってないです。得点圏打率(・287)もよくはないですし、(数字は)単純に試合数が増えて打席数が増えてるだけ」
自己評価が厳しくなるのには理由がある。
「強いチーム、優勝しているチームのクリーンアップの成績は残していない。チームのためにはなっていないと思っている」
そのため、秋季キャンプでは打力アップに取り組む。
「荒々しくというか、どっかできれいに打とう、丁寧に打とうとかいう思いがあった。強さもプラスして、強い打球は三塁を守っていてもイヤだった。印象は変わってくる」
来季は新井新監督の下、捕手一本で臨むことが決まった。捕手の練習と打撃の強化。厳しい秋が予想される。
「練習をやらないとうまくならない。キツイと言ってられる立場ではないので。自覚と責任を持って取り組みたい」
猛練習は望むところ。ワイルドになったニュー坂倉で23年シーズンに臨むつもりだ。