広島が5億7000万円を寄付 今季196万人動員、鈴木誠也移籍の「特別収入」も
広島は8日、野球振興などに計5億7千万円を寄付すると発表した。
内訳は広島市に市民球場の充実に3億円、少年野球振興基金として3千万円、キャンプ地である宮崎県日南市の市政の振興に1億円、同じくキャンプ地である沖縄市の市政の振興に1億円、三次市と廿日市市の女子野球の活動支援にそれぞれ2千万円を寄付した。
書面で次のように感謝の言葉を記した。
「広島東洋カープは、2年ぶりに入場制限なく今シーズンを無事に終えることができました。これもひとえに、地元広島市はもとより県内外の地域の方々からの、ご支援・ご声援のたまものだと感謝いたしております。
これに加えて、鈴木誠也選手の大リーグへの移籍による特別収入を得たこともあり、長年応援いただいております方々に対して、少しでも恩返しがしたいという思いから、広島市をはじめ球団および野球振興に関わる自治体へ寄付をさせていただくことといたしました」
広島は今季196万8991人の観客動員数だった。